成長痛や腰痛が起こる原因。ストレッチでは治らない?!
- 皓哉 阿部
- 11月8日
- 読了時間: 3分

――腹圧が抜けた身体のサイン
最近よくある相談
「ストレッチしてるのに足が痛い」「毎日柔軟してるのに変わらない」
ほんと偉いですよ。
世間的には、ストレッチをまめにやっている人の方が珍しいです。
最近、小中学生の親御さんからのこんな相談が、本当に増えています。
なんで腰椎分離症になったか知りたい。
なんでシーバー病になったか知りたい。
多くの人が「体が硬いから」「ストレッチ不足だから」と思いがち。でも実は、それ――**原因じゃなくて“結果”**なんです。
本当の原因は、“姿勢”ではなく“腹圧”
シーバー病、オスグッド病、有痛性外脛骨、イズリン病…成長期特有とされる痛み。
でもその多くは、**「腹圧の低下」**がスタートラインです。
腹圧とは、お腹の中に内側から外側に向かって圧を高める、体幹を支える“内側の力”。これが抜けると、身体のバランスが崩れ、全身の筋肉にムリがかかります。
いわゆる体幹部・背骨が安定していると手足などの末端の筋肉はそれほど頑張らなくて良い。しかし、姿勢いが悪く体幹の安定が低いと、末端の筋肉たちは負荷がかかり固くなります。
呼吸のバランスが崩れている子どもたち

正常な呼吸は▶ お腹で8割、首肩で2割。
しかし最近の子は逆。▶ お腹2割、首肩8割になっています。
結果、
猫背
口呼吸
首肩の緊張
足のパンパン感
動きのぎこちなさ
こうした「代償の連鎖」が起こり、痛みの原因になります。
よくある表現として
「すぐにバテる」
「動きにキレがない」
「なんか走り方がダサい」
ストレッチでは戻らない理由
腹圧が抜けた状態で筋肉を伸ばしても、それは“緊張しているロープを無理に引っ張る”ようなもの。
根本の支えが整わない限り、またすぐ戻ってしまいます。
体の機能が20%しか働いていない状態で100%動くと、エンジン不調のままアクセル全開
──当然どこかが悲鳴を上げ、痛みとして現れます。
体の機能が20%しかないのに、すぐにバテるからと言って走り込みをするのはどうだろうか?
走り方のスキルトレーニングをするのはどうだろうか?
体の機能が20%しかなければ普通はパフォーマンスも20%です。
ただ子どもたちは必死でやるので、自分のキャパ以上に頑張るでしょう。
すると簡単にオーバーワークになり、どこかしら悲鳴を上げるのは時間の問題です。
じゃあどうすればいい?
やるべきは「腹圧を高める」こと
ストレッチの前に、体の機能を高めて、自分のキャパをあげよう。お腹の内圧を高めて、体の“支え”を取り戻すこと。
すると、動きは変わります。走り方も変わります。
キャパが80%になればパフォーマンス80%になります。
そうなればスポーツはもっと楽しくなるでしょう。
阿部接骨院では、微弱電流 × 手技 × 呼吸エクササイズで、身体の機能を根本から再起動させます。
まとめ
体が硬いのではなく、身体の機能が眠っているだけ。ストレッチよりも先に、“腹圧”を高め、機能を高めよう。
そうすることで、痛みが消え、動ける身体が戻ってきます。
💡 ポイント:
「痛みがあるからストレッチ」ではなく、「腹圧を高めるから痛みが減る」へ。




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