肉離れの治療と再発予防|阿部接骨院のアプローチ方法
- 2025年10月3日
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Q1. 肉離れとはどんなケガ?
肉離れとは、筋肉の繊維が部分的に切れてしまうケガのことです。筋肉は「筋繊維」という細い糸のような組織が束になってできています。強い力がかかったときに、その繊維がブチブチと切れてしまうと「肉離れ」と呼ばれます。
損傷の程度によって表現が変わり、広範囲で筋繊維が切れると「断裂」となり、逆にごく軽い損傷であれば筋肉痛として感じられることもあります。つまり肉離れは、「筋肉が引きちぎられた状態」と理解するとイメージしやすいでしょう。

Q2. 肉離れの症状と重症度(Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度)
Ⅰ度損傷(軽度) 筋肉痛に近い状態で、運動自体はできますが「少し張るような違和感」が残ります。筋肉を押すと筋肉痛のような痛みを感じるのが特徴です。
Ⅱ度損傷(中等度) よくあるのは「1〜2週間たっても筋肉痛が治らない」というケース。この段階になると筋肉痛の範囲を超えており、肉離れと判断されます。内出血が出ることもありますが目立ちにくい場合も多いです。ダッシュでは50〜80%程度の力しか出せなくなるのが目安です。
Ⅲ度損傷(重度) 歩くときに足を引きずるほど痛みが強く、まともに歩けないレベルです。運動どころか、動かすこと自体がつらくなり、強い制限がかかります。
このように、同じ「肉離れ」でも症状の幅は広く、適切な判断と治療が必要になります。
Q3. 肉離れは治るまでどれくらいかかる?
肉離れの回復期間は、損傷の程度によって大きく変わります。
Ⅰ度損傷(軽度) … 数日〜2週間ほど
Ⅱ度損傷(中等度) … 3〜6週間ほど
Ⅲ度損傷(重度) … 数か月単位(場合によっては手術も検討、まれ)
また、肉離れの損傷度合いは、超音波観察(エコー)で確認することが可能です。どのくらい筋繊維が損傷しているかを画像で把握できるため、より正確な回復の目安や治療方針を立てることができます。


Q4. 肉離れの治療はどんなことをする?
一般的に肉離れは「安静・湿布・テーピング」で経過を見るケースが多いですが、それだけではなかなか早期回復や再発予防にはつながりません。
私自身も、5年ほど前までは手技だけで肉離れの施術を行っていました。当時もそれなりに早期復帰はできていたと思います。しかし、微弱電流治療を導入してからは、筋繊維の治り方が明らかに「より自然で綺麗」になったのを実感しました。
特にⅡ度損傷クラスの肉離れでは、通常だと「瘢痕(はんこん)」と呼ばれる、かさぶたのような“なんちゃって筋肉=しこり”ができて治ってしまうことがあります。これが残ると柔軟性が落ち、再発の原因になりやすいのです。
ところが微弱電流を使うと、瘢痕ができにくく、本来の筋肉に近い状態で回復しやすい。実際に超音波観察で経過を確認したときは、自分でも衝撃を受けました。
Q5. 再発を防ぐためのリハビリとポイント
肉離れは、日常生活レベルに戻すだけなら比較的スムーズに回復できます。しかし、競技復帰となると「ただ痛みが引いただけ」では不十分で、しっかりとしたリハビリと再発予防のアプローチが必要になります。
当院では、スクワットやランジ動作などのトレーニングを行いながら、微弱電流治療器を組み合わせて施術します。導入している エレサス や アキュスコープ には、筋肉が動いたときの反応を機器が読み取り、患部の状態に合わせて再び微弱電流を流すフィードバック機能があります。
これは、ただ安静にするだけでは得られない回復プロセスを可能にし、再発防止とパフォーマンス向上を両立できる大きな強みです。特に、競技復帰を目指すアスリートにとっては、必要不可欠なアプローチといえます。

まとめ
肉離れは「ただ安静にしていれば治る」と思われがちですが、実際には適切な治療とリハビリを行わなければ、再発やパフォーマンス低下につながるリスクがあります。
特に重要なのは、なるべく早く痛みを取り、動きを改善すること。そうしなければ脳が痛みを記憶してしまい、筋肉が正しく動かなくなります。そのまま競技に復帰すると、同じ部位を再損傷したり、庇った動きによって別の場所を傷めてしまうケースも少なくありません。
だからこそ、早期アプローチが何よりも大切です。阿部接骨院では、超音波観察による正確な評価と、微弱電流を用いた治療、そして動作を組み込んだリハビリを組み合わせ、再発を防ぎながら最短での復帰を目指します。




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